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学園リポート

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関西学院大の食堂。昼休みが短くなり、急いで食べる必要が出てきた
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関西学院大の食堂。昼休みが短くなり、急いで食べる必要が出てきた

 関西学院大学では2021年度から、1こま90分だった授業時間が100分に延び、昼休みが10分短くなった。秋学期は1月18日に終了したが、昼食時の食堂が混雑するなど影響があった。

 大学によると、授業時間を長くしたのは、学生が主体的に学ぶことを促すためだ。知識伝達型の一方通行的な授業から、教員と学生が双方向に意思疎通し合う授業への転換を図るという。それに伴い、昼休みは2限が終わる12時40分から、3限が始まる13時20分までの40分間に短縮された。

 21年度の授業はオンラインと対面を併用し、キャンパスに足を運ぶ学生が20年度より増えた。さらに感染症対策のため、食堂では並ぶ時も、食べる時も一定の間隔を空けねばならない。食堂は混み合い、学内のコンビニで食事を済ませる学生も。社会学部の女子学生は「食堂で食べるには時間がなさすぎる」と嘆いた。

 良かった点もある。授業時間が長くなった分、授業日数が減少。20年度までと違い、祝日に授業が行われることはなくなった。

 (関西学院大学社会学部2年・林昂汰)

2022/2/9
 

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