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学園リポート

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講演会の看板
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講演会の看板

 甲南大の学生が主体となって企画運営する講演会「現代講座」が、同大学で半世紀近く続いている。1971年に当時の学長だった川崎元雄氏が、学内では学べない知識を学生に身につけてもらおうと始めた。入場無料で一般にも公開しているため、学生だけではなく市民にとっても教養を深める機会となっている。

 現代講座実施委員会には1年生と2年生を中心に、38人の学生が所属している。年3回の講演会は6月で174回を迎えた。講師は落語家の月亭八光氏。委員らが話し合って今回のコンセプトを「第一印象」と決め、委員長が八光氏を選んだ。はなし家である講師から、自分を演出する方法や印象の良い話し方についてヒントが聞けるのではないかと考えたという。

 「企画書の作成から事務所との交渉まで学生のみで行うのは大変」と委員長の滋澤葵さん(法学部3年)は言う。

 講師が決まれば、次は宣伝活動に力を入れる。学生たちは校内や最寄り駅の阪急岡本駅、JR摂津本山駅付近でビラ配りを行う。「講師によってお客さんの年齢層などが異なるので、ビラをどこで配るかは重要。大変だけど、来てよかったと喜んでもらえるとうれしい」と滋澤さん。定員400人の会場を満員にするために数千枚のビラを配る。

 大学に著名人が来訪することは珍しくないだろう。しかし学生が一から考えてつくる講演会は、たとえ完璧な運営ではなくとも、学生らの熱意を伝える。次回の講演会は秋ごろを予定しているそうだ。

(甲南大経営学部3年・住吉沙絵)

2018/6/13

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