連載・特集 連載・特集 プレミアムボックス

学園リポート

  • 印刷
関西学院大国際学部の中島はなさん
拡大
関西学院大国際学部の中島はなさん

 「これからどうしたらいいんだろう…」。1年余り前、関西学院大学国際学部4年の中島はなさん(21)は無力感に襲われていた。新型コロナウイルスの影響で、参加を予定していた国際社会貢献活動が中止になったからだ。

 同活動は、主に東南アジアの開発途上国でボランティア活動をする関学大独自の留学プログラム。春または秋学期の約5カ月間、現地の教育機関やNGOで職員の一員として活動する。中島さんは入学前から参加を希望し、大学での英語学習に力を入れ、途上国を理解しようと大学が主催するベトナムでのフィールドワークにも参加した。それだけに落胆は大きかった。

 学生の海外留学や国際交流を支援する同大学の国際教育・協力センターによると、2019年度は12人を派遣したのに対し、20年度は0人だった。「学生の努力を知っている分、中止の判断はとても心苦しかった」と同センター海外留学派遣担当の葉佐賢太郎さん。派遣予定だった学生を21年度に振り替える特例措置を取ったが、既に同年度春学期の渡航も中止が決まり、中島さんは秋学期に渡航する予定という。

 ただ「中止になってよかったと今なら思える」と、中島さんはいう。

 マレーシアと日本の学生が文化交流するオンラインイベントを先輩から紹介され、他大学の学生と企画・運営に携わった。「国内外に人脈を広げ、国際社会貢献活動で必要なスキルを、渡航前にさらに高めることができた」と吹っ切れたように笑った。

(関西学院大学社会学部2年 吉永美咲)

2021/4/9
 

天気(10月17日)

  • 21℃
  • ---℃
  • 40%

  • 17℃
  • ---℃
  • 70%

  • 21℃
  • ---℃
  • 50%

  • 20℃
  • ---℃
  • 60%

お知らせ