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学園リポート

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和ろうそく作りのボランティアをする甲南大生=岩手県釜石市
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和ろうそく作りのボランティアをする甲南大生=岩手県釜石市

 西宮市に「和ろうそく」という伝統工芸品がある。一般的なろうそくとは違い、植物性の原料で全て手作りなのが特徴だ。近年では、仏壇に供える花の代わりとして利用する人もいる。甲南大マネジメント創造学部3年の南梨穂さん(20)らは今春、そんな和ろうそくの材料を持参し、東日本大震災で被災した岩手県釜石市の鵜住居(うのすまい)地区でボランティア活動をした。

 南さんらのボランティアは、兵庫県立芸術文化センター(西宮市)を拠点とする高校生までの楽団、スーパーキッズ・オーケストラの被災地公演に合わせたもので、被災者と和ろうそくを作り、鎮魂演奏会でともすという活動。甲南大が公演を支援したつながりで4月1~3日、同学部の4人が現地に向かった。

 鵜住居地区では震災で500人以上の死者・行方不明者が出たという。復興はまだ十分には進んでいないが、学生らが地域の公民館で開いた和ろうそく作りイベントには、幼児から高齢者まで約20人が参加した。

 住民の中には、学生に向けて「新しい家がすぐそこだから、お茶でもしにいらっしゃい」と明るく声をかけてくれた人もいたという。

 南さんは「復興はまだ途上のようですが、被災された人たちはみなさん前向きに生活されていました」と現地の印象を語り、「悲しい災害があった場所。でも、何かしようなどと難しく考えず、これからも釜石の方に会いに行きたい」と今回のボランティア活動を振り返った。

 (甲南大マネジメント創造学部3年・若林瑞穂)

2017/8/9

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