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学園リポート

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手話サークルに新入生を勧誘するチラシ
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手話サークルに新入生を勧誘するチラシ

 神戸学院大学の手話サークル「結(ゆい)」のメンバーは新年度、コロナ禍でダメージを受けた活動を立て直そうと奮闘中だ。オンラインでは上半身全体で表現する単語が伝わりづらく、部員同士がつながりを深める機会も減少。しかし今春には入部希望者も増えたため、「多くの人に手話の楽しさを知ってもらいたい」と意気込む。

 以前は教室の開催や歌詞を手話で表現する「手話歌」などに取り組んできたが、コロナ禍で活動が大幅に制約されたため、現在、2年以上の経験があるのは4年生だけ。栄養学部3年で副代表を務める檜尾(ひのきお)祐輔さんは「手話を始めて1年ほどの自分が人に教えられるのか、頑張りたいが不安もある」と打ち明ける。

 一方、仲間を増やそうと、チラシやポスターなどを作り、ウェブ上での宣伝にも力を入れた。4月上旬には神戸市内の両キャンパスで新入生にチラシを配り、予想を上回る10人以上の見学希望者が集まった。今もオンラインでの活動は続くが、「新たなメンバーでさまざまなことに挑戦したい」と話している。(神戸学院大学栄養学部2年・樹梨友理奈)

2022/5/11
 

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