連載・特集 連載・特集 プレミアムボックス

学園リポート

  • 印刷
神戸新聞NEXT
拡大
神戸新聞NEXT

 甲南大マネジメント創造学部(西宮市)に、学問を身に付けながら会社で実務に携わる学生がいる。大学の長期休暇中に海外での業務を行ったり、広報活動に携わったりして、現場での経験を積んでいる。

 同学部3年の金岡信宏さん(21)で、父親が花卉(かき)園芸会社を経営。この会社は、花や植木などの卸売りを中心に行い、植物の輸入販売も手掛ける。金岡さんは海外での植物の買い付けに同行するほか、企業活動をPRする仕事などを手伝っている。

 一方で、大学で学んでいることも、実務に役立ちそうなものが多いという。同学部の講義ではプレゼンテーションの機会が少なくないが、金岡さんは海外での仕事の経験から、自身の伝える力がまだまだ未熟であることを痛感していると話す。

 「実務の知識や経験は現場でしか培えないが、プレゼンが多い授業は、学生時代から表現する力を養えるのでありがたい」

 大学の外に出て実務を経験し、大学に帰ってきて足りない部分を学ぶ-。「学びへの意欲が尽きるということはない」と金岡さんは勉学の意義を強調する。

 甲南学園の創設者は、実業家で文部大臣も務めた平生(ひらお)釟(はち)三郎(さぶろう)氏。1919(大正8)年に旧制甲南中学を、23(同12)年に旧制甲南高校を設立した。「人格の修養を第一に、個性を尊重する教育を」が同氏の方針で、社会と結び付いた教育は、現代の学生をも刺激し続けている。

 (甲南大マネジメント創造学部3年・若林瑞穂)

2017/9/13

天気(4月5日)

  • 15℃
  • ---℃
  • 10%

  • 13℃
  • ---℃
  • 30%

  • 15℃
  • ---℃
  • 10%

  • 14℃
  • ---℃
  • 20%

お知らせ