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学園リポート

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野菜の栽培に挑戦している学生=神戸市西区伊川谷町
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野菜の栽培に挑戦している学生=神戸市西区伊川谷町

 神戸学院大学ボランティア活動支援室の環境班の学生が、神戸市西区伊川谷町の有瀬キャンパス内にある約千平方メートルの遊休地で、野菜の栽培に挑戦している。「農園スマイルプロジェクト」と名付け、12人が授業の合間に交代で水やりなどをして、今は4種類の冬野菜を育てている。

 学生たちに農業の魅力を発信し、食糧自給率の低下や農業従事者の減少・高齢化といった問題について考えてもらおうと、農業に詳しい大学職員の協力を得て今年6月に開始。現在は収穫した野菜を参加者で分けているが、経済的に困っている学内の学生に配ったり、地域の子どもたちと一緒に収穫し、分け合ったりすることも計画中という。

 メンバーらは「野菜はそう簡単に作れるものではなく、多くの労力と時間が必要だと実感した」と振り返る。同大学法学部2年で、プロジェクトリーダーの山本まなさんは「畝作りから収穫まで一連の流れを経験し、だんだん板についてきた。コロナの状況が落ち着けば、一般学生も交えて活動したい」と話している。(神戸学院大学現代社会学部1年・井上晴史)

2021/11/10
 

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