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学園リポート

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 「関学」学という授業が、関西学院大(西宮市)で行われている。今年で創立128年になる関学大の歴史を通し、本学の理念やアイデンティティーを理解し、愛校心と歴史を紡ぐ責任感を育むことが目的という。

 関西学院百年史の作成の中心となった教員が「日本の近代化との関係から本学の歴史を伝えたい」と、「日本の近代化と関西学院大学」という授業を1995年に開講した。2004年からは「関学」学として、従来の内容に加え、戦時中、戦後復興、大学紛争の歴史も教える。初回は、必ず関西学院の院長が本学の理念を語る。

 昨年「関学」学を受講した法学部2年の松尾明彦さん(20)は大先輩の行動に感銘を受けた。「戦後で貧しい中、強盗のことを思い、お金や着ていた服を与えた警官がいた。校訓『Mastery for Service(奉仕のための練達)』の精神の表れだと思う」。11年度には受講者が1500人を超え、二つの教室で遠隔講義を行った。現在は、受講者数を300人に制限している。

 宗教総主事の舟木譲(じょう)教授(56)は、大学紛争時代の講義を担う。「大学紛争の詳細は、教科書に載っていない。本校での授業ストやバリケードの写真を見せると、学生は新鮮な反応をする」という。舟木教授は、関学ならではの難民留学生の受け入れや、難民映画祭などについても講義する。

 「関学」学は学部を問わず受講できる。ぜひ受講したいと思った。

(関西学院大法学部3年・稲垣玲)

2017/9/13

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