連載・特集 連載・特集 プレミアムボックス

学園リポート

  • 印刷
関西学院大の星島小穂さん(ドイツ国際平和村提供)
拡大
関西学院大の星島小穂さん(ドイツ国際平和村提供)

 社会福祉士になりたい-。関西学院大人間福祉学部(西宮市)の4年星島小穂(さほ)さん(21)は昨年9月、そんな夢を持ってドイツへ飛び、ボランティアとして5カ月間、けがや病気の子どもたちを支援した。

 関学大が提供するプログラムの一環で、非政府組織(NGO)「ドイツ国際平和村」で活動した。今年、設立50周年を迎えた平和村は、紛争地域や貧困地域の子どもたちに、ドイツでの医療を提供する。同国外での活動を含めると、毎年約1500人の子どもを支援している。

 子どもたちは親元を離れ平和村に滞在する。星島さんは、一人一人の体調やけがの状況に配慮しながら、食事や掃除の補助など、日常生活のお世話をした。やけどで皮膚がくっついた子どもの着替えを手伝うこともあった。

 共通語はドイツ語。最初は意思疎通に苦労したが、言葉よりも身ぶり手ぶり、何より「笑顔」が大切だと分かった。いつのまにか、顔を見ると子どもたちが「サホ!」と名前を呼びながら元気に駆け寄ってくるようになった。

 星島さんは生まれてすぐに母親が亡くなり、祖父母の家で育った。近所にも高齢の方が多く「自然と社会福祉の仕事に興味を持つようになった」と話す。現在は、医療ソーシャルワーカーを目指して勉強中。「けがや病気の子どもと接する中で、患者の気持ちを深く理解できるようになった。将来も、患者に寄り添って仕事がしたい」と明るい笑顔を見せた。

(関西学院大法学部3年・稲垣玲)

2017/8/9

天気(4月6日)

  • 16℃
  • 7℃
  • 10%

  • 15℃
  • 5℃
  • 20%

  • 16℃
  • 7℃
  • 10%

  • 16℃
  • 6℃
  • 10%

お知らせ