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学園リポート

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卒業アルバム委員会の一員としてシャッターを切る柴原誠さん=西宮市上ケ原一番町、関西学院大学
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卒業アルバム委員会の一員としてシャッターを切る柴原誠さん=西宮市上ケ原一番町、関西学院大学

 「はい撮ります! 笑顔で! 3、2、1、ホイ!」

 広々とした中央芝生に愉快な声がこだまする。関西学院大学ではなじみの光景だが、いまは見られない。新型コロナウイルス感染防止のため、大学がキャンパスの入構を禁じているからだ。

 声の主は同大経済学部4年の柴原誠さん(21)。大学の卒業アルバム委員会に所属し、学生生活の一こまを切り取る。シンボルの時計台の前で集合写真を撮るため、多いときは週5回、中央芝生に立つ。「中央芝生で写真を撮ったことも、思い出にしてほしい」と大きな身ぶりで場を盛り上げてきた。

 大学内での活動ができなくなって、力を入れ始めたのは幼稚園での撮影だ。月2、3回、兵庫県内の幼稚園を訪問し、園児と触れ合いながら行事や日常風景を撮影する。

 「ファインダー越しに園児の成長を見るのが楽しい」と柴原さん。「一瞬はチャンス」を座右の銘に、子どもたちの生き生きとした瞬間を逃さないよう、緊張感を持って撮影に臨む。「子どもたちの姿は夢にあふれている。(触れ合いを通して)自分が小さな頃、どんな夢を持っていたかを振り返った」

 卒業後は大手電鉄会社に就職する。写真撮影をアマチュアとして続けつつ、子どもの頃に憧れた運転士を目指す。

 「幼稚園でも、将来の夢に運転士を挙げる園児は多い。乗車した子どもたちに夢を与えられるような運転士になりたい」(関西学院大学法学部3年・松岡樹)

2020/9/9

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