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学園リポート

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 屋内に星空をつくり出す団体が甲南大にある。1976年からの長い歴史を持つ天文同好会だ。屋内に設置された15人程度を収容するドームに、プラネタリウムの投影機で美しい星空を映し出す。

 投影機は約30年前、当時の学生が星図をもとにして、金属製のボウルに穴を開けて作った。ボウルは直径約40センチで、中にあるライトの光がこの穴を通して外に漏れ出ることで、ドーム内部に星空を映し出す。この仕組みはピンホール式と呼ばれ、穴の大きさの違いで星の明るさを変えることができる。

 投影機の見た目は手作り感が満載で、完成当時から姿形はほとんど変わっていない。プラネタリウムとして高いクオリティーを維持しており、ボタンによる操作でボウルが回転し、四季の星空を次々と映し出す。実際の展示では、同会の部員がその場でナレーションを務め、レーザーポインターを使って星座などの説明を行う。

 学内のみならず、地域のイベントにも出張することもあり、その星空はこれまでたくさんの人を魅了してきた。プラネタリウムは今年の甲南大の学園祭(11月2~4日)でも初日を除く2日間、一般公開される予定。同会が合宿で撮影した星空や天体の写真なども展示される。同会の堀内颯太さんは「約30年も前から受け継がれている伝統のあるプラネタリウム。上映会を通して、その歴史を感じてほしい」と話した。

 (甲南大知能情報学部3年・松村拓海)

2019/10/9

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