連載・特集 連載・特集 プレミアムボックス

学園リポート

  • 印刷
関学大そばにある中華料理店「ハングリーウィッチ」の人気メニュー「焼肉セット」
拡大
関学大そばにある中華料理店「ハングリーウィッチ」の人気メニュー「焼肉セット」

 関西学院大学西宮上ケ原キャンパスそばで、1987年から営む中華料理店「ハングリーウィッチ」(西宮市上ケ原山手町、土曜休)。関学生や卒業生を中心ににぎわう。

 メニューのほとんどが手作りで、中には口伝えの裏メニューも。人気の「焼肉セット」の焼き肉はタレから仕込む。千切りのキャベツにスパゲティサラダ、付け合わせと栄養満点。それでいて価格は手ごろで、店主の榊重幸さん(64)によると、学生には「(自分が)卒業してから値上げして」と言われるそうだ。妻の一代さん(64)は「原価率が高いから、手作りが一番。おなかいっぱいになってくれれば」と話す。

 上ケ原で開業したのは「子どもを見ながらお店ができるのがここぐらいだった」から。たまたま近くに大学があり、関学生御用達となって30年以上。「学生の変化を感じる」と重幸さんは語る。

 昔は下宿生ががやがやと集団で来店したものだが、今はワンルームタイプのアパートに住む学生が多く、個人の客が増えた。「昔は夜中までみんなで一緒にいる子が多かったけど、今の子はおとなしい。静かに待ってくれるから、コロナ対策としても楽」

 重幸さんは、中華料理店を「絶滅危惧種」と語る。開店当時、周辺に多かった中華料理店は次第に姿を消し、現在はラーメン屋やつけ麺屋が増えた。重幸さんは「66歳で辞める予定だったけど、お客さんに『辞めないで』と言われて続けている。体の持つ限り、やってみようかな」と笑みをこぼした。(関西学院大学社会学部2年・林昂汰)

2021/9/8
 

天気(10月19日)

  • 22℃
  • ---℃
  • 20%

  • 22℃
  • ---℃
  • 60%

  • 22℃
  • ---℃
  • 40%

  • 22℃
  • ---℃
  • 40%

お知らせ