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学園リポート

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神戸大・山村玲央さん
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神戸大・山村玲央さん

 国際文化学部とは何だったのか-。神戸大(神戸市灘区)の学生4人が今年4月に創刊した批評誌「夜航」に、廃止が決まった同学部の意義を問う特集が掲載され、学内外で話題を呼んでいる。

 神戸大は4月、国際文化学部と発達科学部の2学部を再編・統合し、国際人間科学部を新設した。国際文化学部などは在籍学生全員の卒業と同時に廃止される。特集では同学部4年の山村玲央(れお)さんが、同学部長の櫻井徹(てつ)教授にインタビューした。

 1992年、旧教養部と旧教育学部を再編し、発達科学部とともに発足した国際文化学部について、櫻井教授は「多様な分野から研究者が集まり、多くの刺激を受けた」と回想した。

 また「神戸大の一つの目玉」とされる交換留学制度を利用する学生が多いことを評価する一方、留学自体が目的化していると指摘。海外研修を必修にする新学部では、留学前の課題設定や帰国後の振り返りを重視すると述べた。

 同誌編集責任者の同学部4年、中村徳仁(のりひと)さんは「(新旧学部の)はざまの世代として、新しい世代に何か残したかった」と話す。創刊号ではほかに、哲学の論考や演劇評も掲載。半年ごとに発行して「人文知の豊かさを伝えたい」という。

 印刷された雑誌は完売し、現在は電子書籍のみ販売している。1部500円。問い合わせは批評サークル「夜航」(Yako.Kobe2014@gmail.com)へ。

 (神戸大経済学部3年・瀧本善斗)

2017/5/10

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