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学園リポート

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見頃を迎えていたハクモクレン
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見頃を迎えていたハクモクレン

 甲南大学岡本キャンパス(神戸市東灘区)の一角に「ビオトープ」があるのをご存じだろうか。「生命の生息域」を意味する言葉で、エノキやキンカン、レモンなど、さまざまな木が植えられている。

 キャンパスの北東部にあり、普段は行き来しない場所なので、今回、学内を散策して初めて知った。2000年に、環境について学んでいた学生たちが、学内の自然を豊かにしようと力を合わせて造ったそうだ。大学の北側に広がる六甲山の生態系を踏まえつつ、四季の変化が味わえるよう配慮しているという。

 ビオトープを見つけたのは3月中旬だったので、ハクモクレンが見頃を迎えていた。まだ肌寒く、他の木々は花が咲いていなかったため、白い花が際立って見えた。そして何とも言えぬ上品な香りが、マスク越しでも分かった。

 新型コロナウイルスの感染状況が落ち着き、キャンパスへの出入りが自由になれば、四季折々の表情が楽しめるビオトープに足を運んでみてはいかがだろうか。

 (甲南大学法学部4年・矢崎沙織)

2022/4/13
 

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