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学園リポート

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応援団総部団長の岸本ゆずかさん(左)と指導部長の柏原加奈さん
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応援団総部団長の岸本ゆずかさん(左)と指導部長の柏原加奈さん

 クラブ活動が盛んな関西学院大(兵庫県西宮市)を、陰で支えているのが応援団総部だ。そこに新たな風が吹いている。

 応援団総部は指導部、吹奏楽部、チアリーダー部の3部で構成され、約150人が所属する。指導部は学ランを着て白い手袋をはめ、勇ましい声で演舞を披露する、応援団と聞いて真っ先にイメージされる組織。その指導部の部長、さらには3部を率いる団長にも指導部出身の女性がそれぞれ就任した。応援団総部団長に女性が就任するのは、73代目にして初めてとなる。

 指導部は体育会系と見まがうほどのランニングや筋トレ、発声練習を日々積み重ねている。そこには性別を理由にした手加減は一切ない。「大変では」と問うと、団長で理工学部3年の岸本ゆずかさん(21)は「もちろん楽ではないが、覚悟はしていた」と落ち着いた声で返した。指導部長で経済学部3年の柏原加奈さん(21)も「厳しい練習は自信につながっている」と答える。

 2人とも入部の契機は新入生の時、当時4年生で女性初だった指導部長の存在。「入学式で見た彼女の演舞に圧倒された」と口をそろえる。

 応援団総部が掲げる今年のスローガンは「躍進」だという。「応援団総部の伝統は私たちの誇りだ。しかし伝統だからといって、何も考えずそれを受け継いではならない。応援団総部が今後さらなる伝統をつくり上げる躍進、そのきっかけの年にしたい」。そう語る岸本さんの目は真っすぐで、声からは強い意志があふれていた。(関西学院大文学部2年・有冨晴貴)

2019/3/13

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