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学園リポート

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牛乳パックを使い、建物の耐震化の大切さを学ぶ小学生
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牛乳パックを使い、建物の耐震化の大切さを学ぶ小学生

 神戸学院大学(神戸市西区)の学生と地元の小学生が防災について学ぶ「デイキャンプ」が8月下旬、同大学有瀬キャンパスで開かれた。ボランティア活動支援室の学生スタッフと小学生ら約30人が参加。具体的な対策を一緒に考え、意識を高めた。

 午前中は「もしも明日、災害が起きたらどうするか」を、それぞれ10項目発表し、優先順位をつけるというワークショップを行った。非常食の用意、避難場所の確認といった基本的なことから、インターネットの「ウェザーニュース」で情報を集める-といったアイデアも出された。

 午後には、心身を安定させるストレッチをして、さらに打ち解けた雰囲気に。続いて、午前に挙げた10項目の中から「明日から実践できる防災対策」は何か、意見交換した。自分で出したアイデアを検討し、災害が起きても自主的に行動できる自信を身に付けよう、という狙いだ。

 イベントを企画した現代社会学部2年の青木翔佑さんは「子どもたちに伝わりやすいよう、説明資料は文字を減らし、写真を多めにするなど工夫した」と話した。

 今回の取り組みを見学していた同学部講師の諏訪清二さんは、活発なやりとりを評価しつつ「用意した原稿を読み上げるだけでなく、子どもたちとコミュニケーションを取りながら説明できれば、もっとよかった」と指摘。参加した学生で課題を共有した。

 (神戸学院大学経済学部2年・大村真志)

2022/10/12
 

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