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学園リポート

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関西学院大でMSを専攻する野村明季さん=関西学院大
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関西学院大でMSを専攻する野村明季さん=関西学院大

 関西学院大学(西宮市)にユニークな制度がある。自身の所属学部に加え、他学部の科目をカリキュラムに基づき履修できる「複数分野専攻制(MS)」と、所属学部を卒業後、他学部に編入学し、計2学部を卒業できる「マルチプル・ディグリー制度(MD)」だ。全体的な学習時間は増えるが、視野が広がるのは確実である。

 MSは、複数の学部で学び、多様な考えを持つ学生を輩出する目的で、1997年度に始まった。希望する学生は、早ければ1年生の秋に申し込み、新たに履修する学部の選考を受ける。近年、申込者は毎年100人を超えるが、学習時間の増加などが原因で、修了者数は50人前後になる。

 一方、MDは2004年度以降の入学生を対象に始まった。MSを応用し、学位を二つ取得してもらう。早期卒業制度で、最短4年で2学部を卒業できる。希望する学生は、MSで学ぶ学部の編入試験を3年生か4年生で受ける。編入学生数は毎年10人前後で、途中で辞めた学生はいない。一つ目の学部で習得した科目の履修は不要で、入学金の免除など、優遇制度もある。

 MSを利用し法学部の科目を学ぶ、国際学部3年の野村明李(あかり)さん=写真=は「国際学部では国際関係史のように歴史を学べ、法学部では民主主義など理論が分かり楽しい」と話す。法学部で学ぶうち安全保障に興味を持ち、将来の夢は国際機関職員から外交官に変わった。「学ぶ内容が将来使えるためやる気が維持でき、大変とは思わない」と笑顔で語った。(関西学院大法学部3年・前中研哉)

2017/12/13

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